『黒いハンカチ』小沼 丹
----あらすじ----
A女学院のニシ・アズマ先生の許にちょっとした謎が持ち込まれる、あるいは先生自らが謎を見つけ出す。すると彼女は、鋭い観察眼と明晰な頭脳でもってそれを解き明かすのだ!飄飄とした筆致が光る短編の名手による連作推理全十二編。昭和三十二年四月から一年間、『新婦人』に「ある女教師の探偵記録」という角書付きで連載され、後に一本に纏められた短編集の初文庫化である。
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帯に北村薫氏の推薦っぽいのがあったので、手にとりました。
すっごく私好みでよかったです!
ちょっと「あれ?」と思ったことは見逃さないニシ・アズマ先生。
会話文が「」でないところもちょっとレトロでよかったです。
無声映画みてるみたいで。
作品は、本当に、北村薫氏と似た世界。
氏は、先に読んでなくてよかったと言ってたけど、
たしかに、読んでたら、薫氏は世にるのが遅れたかもしれず、
すると現時点での「日常の謎」分野の開拓は
ずいぶんと遅くなったことだと思うので、
読んでなくってよかったと私も思うわけです。
創元社の紹介ページ
作品
『指輪』
友人のスズキ・ケイコは、義姉に、亡くなった夫が購入したはずの結婚指輪は母の形見の指輪かもしれぬと連絡を受ける。
『眼鏡』
招かれて食事をし、トラムプに興じていたニシ・アズマを含む四人は、廃墟同然の建物へ向かって歩いていく男女をみかける。
『黒いハンカチ』
試験中にふと窓の外を見たニシ・アズマは、二人の人物を見つける。
『蛇』
友人の海辺の別荘で、現地で知り合った男性たちと親しくなり、海で泳いだりボートに乗ったりして遊ぶ。
『十二号』
伯父の別荘へ四年ぶりにいったニシ・アズマは、従姉妹のタエコと遊んでいると、せむしの青年、カンタに出会う。
『靴』
友人が出展した絵を見に絵画展へいくと、くる前にすれ違った人と同じ靴を見かけた。
『スクェア・ダンス』
カナコとタロオの豪華な婚約パーティーが催され、たくさんの人々が会場に集まることとなった。
『赤い自転車』
借りた傘を返しに、親戚の家へいったニシ・アズマは、隣の家の前に停まっている赤い自転車に目を留めた。
『手袋』
クリスマスパーティーのチケットをもらい、友人が勤めるバーへ、いとこのタカシと参加する。
『シルク・ハット』
新年のカルタ大会がニシ・アズマの友人宅で催されたが、そこへ今年は奇術師風情の男がやってきた。
『時計』
クラス会の宛名書きのため、集合場所となったニシ・アズマの友人の隣の部屋には、盲人の男性が訪問に来ていた。
『犬』
夜、病院の裏手を歩いていたニシ・アズマと友人たちは、そこで、落ちた男性の右手と、それを咥えて走り去る犬を目撃し、警察へ届けた。
A女学院のニシ・アズマ先生の許にちょっとした謎が持ち込まれる、あるいは先生自らが謎を見つけ出す。すると彼女は、鋭い観察眼と明晰な頭脳でもってそれを解き明かすのだ!飄飄とした筆致が光る短編の名手による連作推理全十二編。昭和三十二年四月から一年間、『新婦人』に「ある女教師の探偵記録」という角書付きで連載され、後に一本に纏められた短編集の初文庫化である。
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帯に北村薫氏の推薦っぽいのがあったので、手にとりました。
すっごく私好みでよかったです!
ちょっと「あれ?」と思ったことは見逃さないニシ・アズマ先生。
会話文が「」でないところもちょっとレトロでよかったです。
無声映画みてるみたいで。
作品は、本当に、北村薫氏と似た世界。
氏は、先に読んでなくてよかったと言ってたけど、
たしかに、読んでたら、薫氏は世にるのが遅れたかもしれず、
すると現時点での「日常の謎」分野の開拓は
ずいぶんと遅くなったことだと思うので、
読んでなくってよかったと私も思うわけです。
創元社の紹介ページ
作品
『指輪』
友人のスズキ・ケイコは、義姉に、亡くなった夫が購入したはずの結婚指輪は母の形見の指輪かもしれぬと連絡を受ける。
『眼鏡』
招かれて食事をし、トラムプに興じていたニシ・アズマを含む四人は、廃墟同然の建物へ向かって歩いていく男女をみかける。
『黒いハンカチ』
試験中にふと窓の外を見たニシ・アズマは、二人の人物を見つける。
『蛇』
友人の海辺の別荘で、現地で知り合った男性たちと親しくなり、海で泳いだりボートに乗ったりして遊ぶ。
『十二号』
伯父の別荘へ四年ぶりにいったニシ・アズマは、従姉妹のタエコと遊んでいると、せむしの青年、カンタに出会う。
『靴』
友人が出展した絵を見に絵画展へいくと、くる前にすれ違った人と同じ靴を見かけた。
『スクェア・ダンス』
カナコとタロオの豪華な婚約パーティーが催され、たくさんの人々が会場に集まることとなった。
『赤い自転車』
借りた傘を返しに、親戚の家へいったニシ・アズマは、隣の家の前に停まっている赤い自転車に目を留めた。
『手袋』
クリスマスパーティーのチケットをもらい、友人が勤めるバーへ、いとこのタカシと参加する。
『シルク・ハット』
新年のカルタ大会がニシ・アズマの友人宅で催されたが、そこへ今年は奇術師風情の男がやってきた。
『時計』
クラス会の宛名書きのため、集合場所となったニシ・アズマの友人の隣の部屋には、盲人の男性が訪問に来ていた。
『犬』
夜、病院の裏手を歩いていたニシ・アズマと友人たちは、そこで、落ちた男性の右手と、それを咥えて走り去る犬を目撃し、警察へ届けた。


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